ゆるくて甘い関係

日常から離れた、ふわふわした時間の記録です。

計算くん ①

出会い系で会ったときの話です。


私は30代の終わりに、性欲がうわあぁぁっとなったときがあって
ツーショットチャットで話してすぐに会う
なんてことを、していた時期がありました。


ツーショットチャットでの話です。


どんな待機メッセージだったか忘れましたが
とある男性の部屋に入りました。私より年上の男性です。


どちらからですか・・
結婚してますか・・
おいくつですか・・・


と、あたりさわりのない会話を紡いでいきます。
翌日が休みだったので、土曜日の深夜だったかなぁ。
翌日会いませんか、という話の流れに。


連絡先を交換する流れになるのですが、そのチャットは公開ルームといって
他の人が誰でものぞけるようになっていました。


たいてい男性は、ササっとIDを書いて会話画面を消去っていう
パターンで連絡先を教えてくれることが多い気がしますが、


その彼は「まず、バラを英語で小文字で」と言ったあと(roseですよね)


「そのあとに、56から、みきさん(チャットでは仮名別名ですが)の
年齢を引いた数字、それが僕のIDです」


なんて伝え方をするんですよ。憎ったらしいよねー・・・


年齢とか、チャットだから適当にサバ読んだりしていたら
「あれ私、何歳ってさっき書いたっけ」
ってことに なるわけなんです。


私は年齢は正直に書くので、すんなりいきましたが
チャットなんてみんな適当なこと書くから、そうだったら計算くん(と呼ぶ)の
思うツボだったよね。


その時、そのやりかたがちょっとやだな・・って思ったんです。
その時点で、自分の直感を信じていればよかった。


翌日、指定されたのは鶯谷。


私、人生で初めて鶯谷下車しました。


おしゃれしていったのに・・・あぁ な感じの人でした。


「おいしいもの食べましょう!なんかおごりますよ!」


と連れていかれたのは、鶯谷の坂を下りたガスト。


ガスト・・・す・・す、好きですよもちろん。


そこから、彼の独自の面接が始まりました。


②に続きます。