ゆるくて甘い関係

日常から離れた、ふわふわした時間の記録です。

見通しの刷り込み

私は決して よく話すほうではなく
人の話を聞いているほう
むしろ積極的に話すのは苦手
仕事ではいつも気を張っている感じが抜けない
その変な緊張感が より日常での口数を少なくしてしまう


でも ふみちゃんとの時間は不思議だ
セックスしている時以外は
私のほうが ふみちゃんより ずっと多く
くだらないことをしゃべっている


しゃべっている、というより
楽しくしゃべらされている??という感覚に気づく時がある
ふみちゃんは 究極の聞き上手
違う、しゃべらせ上手
ずっと腕枕しながら 髪をなでながら 私にしゃべらせる


「少しでも より密着していたい」と
私を腕枕して あおむけの時から
時々私に背中を向けさせる
そして後ろから優しく包んで 
でも私は すっかり動けなくなってしまう


「・・それでどうなったの?話の続き・・」
と ふみちゃんが私の耳元でささやくから
私はゆるゆると 話を続けるんだけど
ふみちゃんの手は私の鎖骨や 首や 胸や そして下の方へも
私は だんだん話していることが どうでもよくなってくる
そして 話が 途切れてしまう


ふみちゃんに 優しく触れられているだけで
すごく 濡れているのがわかる
この前は そのまま ふみちゃんのものが入ってきて
ゆっくり 突かれたんだった
それでも 平静な ふみちゃん
「みき・・お話 どうしたの?」と言いながら
ふみちゃんの左手の指を 私の口に入れ 口の中も優しく犯される


口に指が入っているのに 話せるわけ・・ない・・


お話できなくなったのは・・俺の指がみきのお口に入っているからだけじゃないよね・・


・・うん・・


みき おいしい?


・・・うん・・おいしい・・


お指じゃないよ? みきの下のお口に聞いているんだよ


・・知ってる・・おいしい・・



ちょっとずつ みきに いろんなことをさせていくからね


無理しなくていいけど


・・次のデートで みきに オナニーをさせる



・・・え・・そんなのムリ・・


無理しなくていいよ


でも 次の時 俺に見られながら たぶん みきはオナニーをする


大きい彼に 後ろから優しくホールドされ
ゆっくり過ぎるペースで 後ろから犯されながら
こんな風に ささやいてくる

私に ふみちゃんの見通しを刷り込ませていく
甘い反則技、、私の心を緩ませて柔らかくなったところに、彼の願望をふきこんで、刷り込ませていく。こんな時に言われたら、自然に受け入れてしまう。


セックスする前から 
待ち合わせて 助手席のドアを開けて顔を合わせたときから
彼の作戦に はまっていた気がする
そして 次のデートで
私は本当に 彼の前でオナニーをしたんだった