ゆるくて甘い関係

日常から離れた、ふわふわした時間の記録です。

いつのまにか 巻き込まれている

ふみひろさんは とにかく優しい
すべてがソフトで心地よい
雰囲気、表情、声、口調、話す言葉
抱かれ心地


ぐいぐい来るわけではなく 私を自由にさせる
なのに 勝手にこっちが 引き寄せられていってしまう感じ


私はふみひろさんに(最近は、ふみちゃんと言っている・・ので改めて)
ふみちゃんに 何度かデートをしている間柄のくせに


「電気暗くしてください・」


「はいはい(にこにこ)」


「ちょっと 恥ずかしいので 見ないでください・」


「はいはい(にこにこ)」(と、眼鏡をはずす)


すごく 自由にさせてもらっている


でも 抱かれていくうちに


いつのまにか ふみちゃんのペースに巻き込まれている


ふみちゃんに 聞かれたことにこたえて
ふみちゃんに 言われた通りに 恥じらいつつも動く


それもデートのたびに ちょっとずつ


初めての時は とにかく甘く自由なだけで
そのうち 甘い中にも
会うたびに 少しずつ 
スモールステップで


前回より ほんのちょっと 卑猥なことを


ベッドでまどろみながらのおしゃべりで
ふみちゃんが 私との関係を
「時間をかけて(関係を深める)」
って言っていたけど こういうことかと 振り返って思う


私は時間をかけて ふみちゃんに 手懐けられていっている感じがする


ずっとMの甘えん坊の恋人と付き合ってきた
だからいつも どこか冷静だったところがあったけど


脳みそが溶けそうになりながら
ふみちゃんに 言われた通りに オナニー見せるようになるなんて
自分で思いもよらなかった


そして 優しく腕枕して 優しく優しく髪をなでてくれるその加減が
とても好き 加減が絶妙ですべてをゆだねてしまいたくなる